はるとかわ 世界の一隅日記

ハーブと、語学と、日々雑感。最近は香りが気になる今日この頃。

メデイカルハーブ検定に合格しました!

こんにちは、はるとかわです!表題の通り、メデイカルハーブ検定に合格いたしました…!!!良かった…!80%の自信はあったのですが、20%は自信が無くて「落ちてたら、ふふ、かっこつかないな」とかネガっていた部分もあったのですが!無事にこのような結果を得ることが出来て嬉しいです。

他の合格者の皆さまも、おめでとうございます!検定当日はサーバーの問題があって、どうなることかとヒヤヒヤさせられましたよね。どうか皆さまも無事に、望む結果や次につながる結果を受けて、前向きに春を迎えていきましょう!

今回の記事では、合格後に色々と送られてきたものについて書いていきます。自分の目でまずは確かめたい!という方々は、ご自身宛ての封筒を確認してからお読みくださいね

  • 届いたもの
  • 会員になるか、ならないか
  • 謎の青い封筒の正体は…
  • さいごに

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届いたもの

青いレターパックライトで届きました。何やら厚みのある様子…。開けてみると、以下のものが透明なファイルの中に入っていました。

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・合格証書

・第28回メディカルハーブ検定 合否結果のお知らせ

・メディカルハーブ検定合格後のSTEP

・検定受験者の皆様へ

・検定試験に合格された学生のみなさまへ

・日本メディカルハーブ協会 協会案内

・検定合格者の皆さまへ ウェルカムセミナーのお知らせ

・メディカルハーブ保険について

・会費の振込票

・日本メディカルハーブ協会 会報誌vol.55

・謎の青い封筒

 …という訳で、もりだくさんです!

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新社会人の近況

お久しぶりです!はるとかわです。4月から新生活という事で、暫くバタバタしておりました。このブログの更新も滞ってしまい…開設当初の毎日投稿が今では嘘のようです(汗)。今回は近況報告をしていきます!

桜の花, 花, 鳥, すずめ, 座っている, 支店, ピンクの花, さくら, 春, ブルーム, 自然

メディカルハーブ検定の合否

これはアナウンスがあり、「3月末までに発表」から「4月上旬までに発表」に変更されました

www.medicalherb.or.jp

3月中に合格して、4月からは新生活…と切り替えようと思っていたのですが、こういう事情になりました。まあ、結果を待つのみです

社会人になりました

8年の研究生活を終えて、ついにサラリーマンになりました。正直、自分がサラリーマンになるとは全く想像しておらず…自分でも予想斜め上の人生をスタートさせております。この時期に「院生」で「正社員」で(しかも地方で)採用していただいたというのは本当にありがたい話だと思います。世の中が新しい在り方を模索している中、経済的体力をつけて、社会勉強するいい機会だと考えて、前向きに働いてみようと思います。

という訳で、毎日水出しハーブティーを水筒に入れて持って行っています。前日の夜に空いたペットボトルに水とハーブを入れて、翌朝茶こしでこしながら、3coinsで購入したボトルに入れて持って行っています。ボトルが透明なのもお気に入りポイント。空きっ腹にカモミール&ジュニパーのお茶がよく効きます。

早速困っているのが、銀行口座についてです。既にゆうちょの口座を持っているのですが、お給料の貯蓄用に別の口座を作りたいな~と考えていました。ですが、入社式の後に気が付いたんですが、平日じゃないと口座って作れないですよね…。まあ、調べてみますと、ネットバンキングをはじめネット上で全ての手続きを完了出来る銀行も沢山あるようです。ですが、個人的になんとなく、通帳を見てニヤニヤしたい気持ちがあります。お昼休みに抜け出して口座開設…とも思いましたが、会社の近くに作りたい銀行の支店がなかなか無いのです。まあそのうち、新人なんて使い物にならないしお休みも頂けると信じているので、その際にでも開設しに行こうかと思います。

新卒、皆若い

私は94年生まれの26歳なのですが、同期は(おそらく)殆どが98年生まれです。4年の差は大きい。殊に20代の4年差は、すごい。私が大学一年生の時に高校一年生だった計算になります。私が高校~大学の頃に「ガラケーからスマホへ」というシフトチェンジが進んだ実感があるのですが、彼らはスマホが当たり前の時代に生きてきた若人です。生活の中に自然にSNS(特にインスタ)が溶け込んでいる…。この先、2・3年単位でジェネレーションギャップの層が形成されるのかな…なんて思ってしまいました。

元々実年齢よりも大人びて見られるきらいがある人間として、この若人の集団からちょっと距離感を置かれているように感じなくもないです…が、皆さん結構しっかりしていて良い人たちなので、仲良く出来たらいいなあ~(もちろん、仕事なので別に仲良しこよしする必要はないのですが、やっぱり円滑な人間関係が築けた方が嬉しいよなと…)

今後について

このブログの更新頻度は、やはり落ちてしまうと思います。ですが折角発信できる場所なので、これからも「これが素敵だった!」「このハーブ良い!」「この香水が好き!」などなど、つらつらと書いていこうと思います。

何がともあれ、この時期に新しい環境で活躍されようとしている方に特別の共感とエールを送りつつ。皆さまお元気でいてくださいね。それではまた! 

スキンケアもセルフケア。

こんにちは!はるとかわです。私の住む北国でも、路上の雪がみるみる溶けてなくなってきました。本格的な春、到来です。気分もそわそわする季節ですね。

私事ですが、ハーブやアロマを勉強する動機というか、根本的な目的の部分に「セルフケア」というものがあります。ちゃんと自分を大事にしたい。そう思って、楽しみながらその希望を実現する手段としてハーブやアロマを日々使っています。

しかしながら、セルフケアと言う時になぜか「スキンケア」という概念が長らく自分の頭の中から抜け落ちていた事に、最近気が付きました。スキンケアもセルフケアの一環として、自分(の肌)を大事にするものですよね。胃腸の調子や睡眠については良く考えてきたのに、自分のニキビ肌についてはセルフネグレクト状態でしたセルフネグレクトとは、おそらく、大切に扱っていいはずの自分が見ていない状態の事なのだと思います。私は自分の肌をちゃんと見れていなかったのです。

今回は、セルフネグレクト気味に過ごしてきた自分の肌について、またネグレクトから目覚めたきっかけとしての体調の変化(左膝の腫れ)について書いていこうと思います。もし皆さんの中で、原因不明の膝の腫れに悩まされている方などいらっしゃいましたら是非コメントください…!

  • 行動を起こす事すら知らなかった
  • 自分で自分を見過ごしていた
  • セルフケアを迫られた
  • スキンケアも、セルフケアだ。
  • さいごに:意識は変わるものですね。

Face Acne

行動を起こす事すら知らなかった

私の肌にはいつもニキビがあります。小学校の5年生くらいまでは、ピチピチした綺麗な肌でした。ですがある時、右の頬に穴が開いている事に気が付いて、それを摘まんでみたらポンと角栓が出てきました。面白かったです。どんどん自分の肌の角栓を抜くようになりました。その所為もあったのでしょう、その時以来、私の肌にニキビが無いことはありません。

中学時代は顔面血だらけでした。血だらけの顔で生徒会長やってました。友人には「ニキビが潰れるのは青春してる証拠だよ」など言われていました。母に相談すると、母はいつも不機嫌になります。私のニキビは親を不機嫌にするものでした。それでも母はニキビ対策用の化粧水を買って来てくれました。薬局に良く売っている緑のやつです。でも全然直りませんでした。

高校生になって、相変わらず顔面は大変でしたが、私服の高校という事もありファッションやネイルに専心していました。特にネイルは凝っていて毎週変えてました。勿論セルフネイル。お化粧には特に興味無く、カラータイツにネイルを中心に、主に色で遊んでいた時期です。楽しかった。

大学に入る前のタイミングで、お化粧に興味があるのだけれど…と母に相談してみました。母はちふれのカウンターに私を連れて行ってくれました。そこで一式、BBクリームとパウダー、チークもあったっけ、それらを揃えてくれました。家でそれらを顔に付けてみると、なんだか顔がくすんで見えました。(今でこそ分かるのですが、首よりも大分濃い色を購入していたのです。理由は簡単。顔の赤みを無かったことにするためです。)

大学に入って、とりあえず日常的にメイクをするようになりました。ニキビやニキビ跡、肌の赤みはコンシーラーで徹底的に消す。顔の殆どにコンシーラーを塗っていました。今時のコンシーラーって結構すごくて、当時はKATEのスティックコンシーラーを使ってたのですが、本当に顔が綺麗に見えたのです。隠せばいいや。ずっとそう思ってました。

お判りいただけると思います。スキンケアをするという発想がこれまで全く無かったのです。

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カフェ運がついている

こんにちは、はるとかわです。学生最後の春休みをのんびりと、この時期らしい慎重さと共に過ごしております。

昨日はゆっくり街中を散歩してきました。春休みで人出が多い…。新生活に向けての買い物などをしてきたのですが、途中でどうしても疲れました。

カ…カフェに入りたい…。

私はカフェが大好き人間です。カフェで本を読んだり、日記を書いたり、ぼーっとしたり、色々考えたりするのが心地良い。適度に他の人たちと空間を共有しながら、それぞれ自分たちの世界に没頭する時間。時々となりの席の人たちの会話に、勝手に心の中でリアクションを取ったりする楽しさ。そういうのが諸々大好きです。

ですが、昨今の状況があって、なかなかカフェに行けなくなってしまいました。身内がものすごく神経質で「見ているこっちが消耗するわ…」というレベルなのですが、同居している家族にも迷惑を掛けたくない以上、むやみに外出しづらい”空気感”が我が家にはあるのです。勿論、私も別にコロナになりたくないですし、全然なりたくないですし、感染予防を徹底する生活をするのは私の気持ちでもあります。(でも、気持ちがいっぱいいっぱいになってしまうと、それだけで辛いですよね。そこまで辛くならなくても良いんだよな、と思っています。)

という訳で、街中で疲れた→カフェに入りたい→春休みで人出が多いけれど、あんまり人のいないカフェに入りたい、という気持ちになりました。スターバックスなどは絶対混んでるよなあ~(普段から混んでるし)、通り過ぎたサンマルクカフェはまあまあ空いていたけれどなあ~…などなど、ふとGoogleMapで”カフェ”と検索してみると、ふと目に付いた一軒のカフェが。マルセイユコーヒー?あっ違う、マルセイコーヒーか。

自分の中での「マルセイユ」と「マルセイ」の取り違えが面白くて、ここにしようと決めました。久しぶりに直感に従えました。お店の前で若干店内の様子を伺うもなかなか見えず。でもお値段もべらぼうに高くはないし、入ってみよう。

結果:二階のフロアを貸し切り。

諸々の心配が一気に氷解していく…貸し切りサイコー!初めて入ったカフェですが、一階と二階に席があって、禁煙席のある二階に登ってみると誰もいない。内装はシンプルながらも、椅子の配置に列車らしさをどことなく感じさせる…。飲みものを持ってきてくださったお店の方に聞いてみると、やはりテーマは列車とのこと。ちょっとレトロな列車の席に腰かけて、前の席の背もたれからテーブルを倒して、自分だけの空間を作りながら一服…。そんな雰囲気が味わえる空間でした。

久しぶりに”出発”という感覚を味わいました。しばらく列車にも乗っていないのですが、昔はよく乗ってふらり旅などに出掛けていたなあ。カフェなので実際には出発しないけれど、この椅子に座っていたらいつか出発の合図が聞こえてきそう。そんなワクワクする感じがこみあげてくる良い体験になりました。飲みものも美味しかったです。チョコレート珈琲というジャンクなものを頼んだのですが、後で気が付いたらオリジナルのハーブティーもあったらしい!ので、今度また再訪したいなと思いました。

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美味しかったです。

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私の座っていた”列車席”から右に振り向いた光景。旅に行きたくなりますなあ。

それではまた!

『中世の秋』byホイジンガ

こんにちは!はるとかわです。今回はホイジンガの『中世の秋」の読書メモです。

私は”中世ヨーロッパ”という概念に滅法弱く…別に憧れている訳ではないのですが、非常に気になります。留学中は古フランス語の授業を取っていたのですが、これは9世紀~13、14世紀ごろまでフランスで話されていた言語です。現行のフランス語と似て非なる言語なのですが、何故だか当時は結構読めました。よく分からないけれど、なんて書いてあるのかは大体分かる…そんな謎でミステリアスな時間を過ごしていたのが懐かしい。

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『中世の秋』とは

この本はオランダ人のヨハン・ホイジンガ1919年に出版した本です。中公文庫から上下巻の分冊で、堀越孝一訳で出ています。原題はHerfsttij der Middeleeuwenです。タイトルの『中世の秋』とは、中世の時代にも、秋のように実りの多い季節があったということ、充実した文化が存在していた事を示唆します

それまで、ヨーロッパの歴史において中世という時期は暗黒時代でした。魔女狩りなんかもあった時期だし、ペストも流行ったし、むしろ中世の後に続くルネサンスの方がインパクトもあるし素晴らしく輝いている…という事で、あまり評価の高くなかった時代です。そこに、この本が登場して「中世も結構楽しい時代だぞ!」と訴えかけたわけです。

『中世の秋』の内容は、主に13~14世紀のフランドル地方(現在のオランダやベルギー、北フランスの一部)の文化に焦点を絞っています。限定的な素材ではありつつも、過去に残された資料などを一瞥しながら、独自に中世のイメージを形成しています。以後、中世欧州文化に関する研究が盛んになる端緒とも言える著作です。

面白かったところ

①訳者さんのホイジンガへのツッコミが容赦ない

いきなり内容とは関係無いことですが(笑)訳注を読んでいると、訳者である堀越さんが結構遠慮なくホイジンガの文章に文句を言っていますホイジンガはこう書いているけれど根拠薄弱である…ホイジンガは間違っている…このホイジンガの感性はどうかと思う…出典は書いていない…「正確に訳しているつもりです」(下巻、p.208.)でもホイジンガの言葉に疑問を覚える…などなど。

これには、この本が出版されたのが1919年である、という時代的な背景が大きいと思います。昔の本って、結構適当な事書いてあるんですよね。(※勿論ちゃんとしている著作もあります!!!)個人的な感覚で言うと、1960年代のフランスの思想界隈の著作でさえ、引用について根拠を示していない例が結構あるので…1910年代ともなれば、そこらへんは結構緩かったのだと十分推察できます。当時は今のようにアーカイブが充実していませんでしたし、知識の大部分は頭で暗記するものだったので、思い違いや混同もあったのでしょうね~

この本の意義は、本の内容にあるというよりも、中世という暗黒時代にスポットライトを当てた点にあります。実際、後代の研究者が、いわばホイジンガを乗り越え訂正する形で中世についての研究を築き上げてきたのでしょうから。なので、訳者の方がツッコミの嵐を降らせるのもよく分かります。別に、このツッコミが本書の価値を下げるわけではありません。ただ、今の時代にホイジンガを読むなら、より正確に理解を深めるために、ツッコミ(訳注)という形でホイジンガの言葉を訂正したり保留する必要があるのです

とまあ、真面目に書いてみましたが、単純にツッコミ、面白いです

②中世の感性って無邪気。

さて、ホイジンガが描いた中世の人たちの感性についてです。

皆純朴で、なんだかかわいい。下巻に収録の17章「日常生活における思考の形態」を読んでいて面白かった三つをピックアップ。

・無機質なものを擬人化する傾向がある。

例えば、家や建物、教会の鐘、牢獄になんかさえも名前を付けていたようです。今でこそ船には名前を付けますが、我が家を愛称で呼ぶところはあまり無いような気がします。でもなんか、良いですよね…。

・たった一つの事例から、一般論を導きたがる。

個別の出来事の中から、常に普遍的な教訓のようなものを引きたがる、そんな貪欲な精神があったとの事です。ちょっとした事でも、聖書を持ち出したり、神のみ心は云々…と語り出したりしてしまう。ことわざやモットーも大好き。

・すぐ信じて疑わない。

批判的に判断する能力の欠如です。庶民のナイーブさについては言わずもがなですが、ホイジンガは特に、当時の歴史家について言っています。思いついたことをツラツラと書き連ねるだけで、そこに著者の判断が光っていない、と。つまりは検証作業が足りない、という指摘だと私は読みました。客観的な事実を歴史として述べるのではなくて、「私が聞いたところによると…」という、主観的な語りを歴史と呼んでいる姿勢に、ホイジンガは歴史家として文句を言いたかったのでしょう。そして、それらの主観的な言葉が、これまた何の検証作業も無く、正統なものとして受け継がれていく。

とまあ、このように皆素直だなあ…!という中世の人々の感性が浮かび上がってくるわけです。そして、同じ素直さを以て処刑台の前で盛り上がっていたのです。なかなかにえげつない犯罪も起こっていたし、それに対する刑罰も、刑罰に対して祝祭的な盛り上がりを見せていたのもこの頃です。(処刑に対する熱狂は大分後まで続きますが。)

 生活は、はげしく多彩であった。生活は、血の匂いとばらの香りをともにおびていた。地獄の恐怖と子供っぽいたわむれとのあいだ、残忍な無情さと涙もろい心のやさしさとのあいだを、まるで子供の頭をもった巨人のように、民衆はゆれうごいていた。この世のさまざまな楽しみの完全な放棄と、富、歓楽へのあくなき執着とのあいだ、陰険な憎しみと笑いを絶やさぬ気のよさとのあいだを、民衆はゆれうごいていた。極端から極端へゆれうごいて生きていた。(上巻、p.56)

恐らく、「素直さ」が全ての根底にあったのではないでしょうか。あまりにも素直だったから、”神の御心に沿うもの”と”沿わないもの”といった二項対立の世界観(キリスト教の世界観)にどっぷり漬かっていた。あまりにも素直だったから、善と悪がはっきりと分かれている世界をそのまま受け入れる事が出来た。あまりにも素直だったから、時には信心深くもなれるし、時には純度の高い悪意を以て行動することも出来た。あまりにも素直だったから、その時の気分や場の雰囲気に合わせて、どちらにも染まる事が出来た。私は、根底に全て「純粋さ」というか、「素直さ」「愚直さ」があるように読みました。

 この時代の無情さのうちには、しかし、どことなく「無邪気な」ところがあって、つい、わたしたちは、非難の言葉をかみころしてしまうのだ。 (上巻、p.55)

そう、どちらに転んでも無邪気だったんだなあ。中世以後、ヨーロッパではやがて理性の時代がやってきます。理屈で物事を埋め尽くしてしまう前の、祝祭の時代こそが中世だったのかな、なんて思いました。

さいごに

ホイジンガは、中世の人たちの文化や慣習に「プリミティブ」な文化の名残が見られる、と再三繰り返しています。ルネサンスを経て18世紀には啓蒙の時代というのがやってきますが、この理性の行使の時代においては、おそらくこの「プリミティブ」の名残はどこか遠くへ消えて行ってしまうのでしょう。中世は、その最後の名残がかろうじて残っていた時代であり、来たる理性の時代の土壌となった時代であり、そこでは人々の無邪気さが弾けていたのでしょうね。

中世ヨーロッパに興味がある方は是非お手に取ってみてください。その際には訳注にも是非目を通してくださいね。

それではまた! 

SHIGETAのスウェット フォー エンライトメント

こんにちは!はるとかわです。

ここ2,3日体調を崩しておりまして、のんびりゆったりと過ごしています。こんな時、無理せずにじっくりと自分の体や心に向き合いたい時、一緒に時間を過ごしたいのがこちらの、SHIGETAのSweat for Enlightmentというロールオン。

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こちらは、コスメキッチンとパリのオーガニックブランドSHIGETAとのコラボ商品で、去年の秋くらいから発売されていたそうです。このSweat for Enlightmentというのは、「流汗悟道」という言葉の英訳だそう。(注文した時に付いてきたカタログにそう載っていました。)曰く、

 「流汗悟道」……自分で汗を流し、体験してみて初めて本当のことが見えてくる。一生懸命に取り組むことで、物事の道理を知ると、明るい未来が切り開けると言う教え。だから世の中を明るく照らし出すこともできるのだという教え…

(p.3、Cosme Kitchen Journal 2021 spring)

この標語が今年のコスメキッチンのスローガンなのだそうです。良い言葉なので私もパクろうと…もとい、心に刻もうと思いました。リモートやAIやで、身体を通しての経験が制限される今の時代で、どれだけ汗を流せるのか。面白そうなテーマじゃないですか!

そんな今年のスローガンを冠したこちらのロールオン。開けてみるとこんな感じ。

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箱の中で浮いております。サイズ感は、ナリンの10mlと比べると小ぶり。こちらのロールオンは6mlですしね。

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左:SHIGETA、右:nahrin

香りは、…深い!!!すーっと、深呼吸が出来る香りです。最初の一呼吸で一気に引き込まれる世界観。呼吸を続けるにしたがって、じんわりとリラックス出来ます。本当に好き……買い占めたい……。6mlと少なめなので、大切に使っています。香りの詳細についてはコスメキッチンの商品ページに載っているので、参考にしてみてくださいね。

www.cosmekitchen-webstore.jp

それにしても、アロマ系の香りの場合は通販で購入しても当たりはずれが本当に無いなあと思っています。どれも個性があっていい香り。一方で香水は当たりはずれが大きい。ものすごく大きい。まあそのうち香水の失敗談でもお話するかもしれません。

 昨日は大事な日でした。色々な事に思いをはせつつ、皆さまどうかお元気で。それではまた!

メディカルハーブ検定、受験しました!

ご覧いただきありがとうございます。ハーブについて勉強中の、はるとかわです。私の住まう北国でも段々と春めいてきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今回は、メディカルハーブ検定を受けてみた感想などについてまとめてみたいと思います。

  • サーバーダウンというハプニング
  • Twitterの使い方を理解する
  • ともあれ、受験完了
  • 今回受験してみて
    • ①ハーブについて自分でちゃんと勉強できた
    • ②学生価格で良かった~
    • ③ハーブ好きの人との輪が繋がった
  • さいごに

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サーバーダウンというハプニング

「今年度、特に何も成し遂げていない…」と思い至って、メディカルハーブ検定の受験を決め、先日3月7日に受験日を迎えました。ですが、サーバーがダウンして試験時間に受けられない人が続出。(というよりも、受けられた人自体居なかったようです…)結果、3月14日の23時までなら、任意の時間に70分間以内で答案を提出すればよい、との措置が取られました。サーバー自体は当日の夜には復旧していたようです。

私は試験時間の少し前に「どうしよう…お腹すいた…」と空腹に焦りはじめ、パスタを茹でながらサーバーが繋がるのを待っていました。とうとう出来上がったアラビアータをすすりつつ、なかなか進まない説明画面を眺めていました。こういう時には、ブラウザバックした方がややこしくなると経験上知っているので、とにかく待つことが肝要だなと。それでも流石に、遅々として動かない画面に笑えてきました。そして段々、試験に対しても、笑っている自分についても不安になってきました。そこで殆ど呟かずに情報収集用にのみ使っているTwitterを開いてみることにしました。他の人も何か言っているかもしれないと期待しつつ。

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