メディカルハーブ検定、サーバーダウン。
※2021/03/07/23:45 追記あり
「さあ今日はメディカルハーブ検定受験日だ!」と気合を入れていたのですが、
サーバーダウン⇒開始時刻に間に合わず(皆さん同様)⇒「本日中の解答なら可」
という一連の流れを辿りました。私は試験時間が近づく中、全然接続できない様子を見ながらアラビアータを食べていました。辛いものは苦手なのですが、唯一アラビアータだけは大好きなのです。美味しかったです。
というわけで、とりあえず今日中にまた出直すつもりです。散歩してプロテインバーでも食べて、筋肉付けてから再チャレンジします!
今メディカルハーブ協会のログイン画面404出るけどね…!!!(2021/03/07/13:43現在)
それではまた!
※2021/03/07/23:45 追記
受験は今日中だけでなく、14日23時まで随時可能だそうです。詳しくはHPを確認してくださいね!因みに現在はサーバー復旧したとのことです。私のパソコンでは繋がりませんが…。
NADOのお香(ブータン香)
こんにちは!明日メディカルハーブ検定の受験を控えるはるとかわです。勉強については見直しを中心に励んでおります。今日はあまり勉強にも張り切りすぎず、のんびり過ごしています。(←テスト前日になると勉強したくなくなるタイプ)まあ、明日頑張ります!
さてさて、今回は勉強の息抜きに焚きたいお香について。とくにこのNado(ナドー)のお香は、ちょっと特別な時に焚きたくなります。
何故ならちょっとお高かったから(笑)確か20本入りで1500円くらいだったような…(-_-;)今考えると何ていう買い物をしてたんだ、自分…という気持ちになります。まあもっとお高いお香もあるのかな。因みに裏面はこんな感じ。
全て自然のもので作られている、ブータンのお香です。ブータン!そうそう、当時の私は外国への旅にとにかく飢えていて、「ブータン…いつか行ってみたい…秘境…秘境に行きたい…」という精神状況だったんだった。ブータンのお香を焚いてみれば、その空間だけ実質ブータンになるのでは?という思考回路です。香りは空間を超えられるのではないか説です。
余談ですが、例えば1853年に発表されたゲランの「オー インペリアル」という香水があります。こちらも自然の成分だけで作られているものですが、この香りが今までずっと受け継がれてきた…というのも素敵な話だと思うのです。私の大好きな19世紀のフランス詩人たちも、ひょっとしたらこのゲランの香りを嗅いだことがあるかもしれない。そうすると、「香り」という媒介を通して時間を超えられるような気がするのです。
ただ、空間にしろ時間にしろ、その香りが発生する状況にみられる差はどうしようもないと思います。フランスは比較的からっとしている気候で、日本はどちらかと言えばじめっとしています。こういう違いも香りにそれぞれ変化を与えるのではないでしょうか。なので、時空を超えて私たちは同じ香りに包まれつつも、私だけにしか味わえない香りを享受しているのだ、そう考えたいと思います。近づけそうで、同じではない。でも近づける。絶妙な距離感です。
こんな感じでお香が入っています。サイドの部分は和紙のようになっていて、それを突き破らざるを得ないのがちょっと見た目的に憚られました。
お香を包むプラスチックが繊細なので、お香を取り出す際に結構破れてしまいます(そうでなくとも、私はものを壊すのが得意なのですが…)。それを誤魔化して写真を撮ってみました!
お香は、普通の(例えばオウロシカの)ものと比べて太めです。2倍までいくかいかないか、という感じでしょうか。(なので、お迎えする際にはお手持ちのお香立てにサイズが合うかどうかは是非ご一考ください。)長さはiphone8の縦の長さと丁度同じくらいです。焚いてみると、非常に落ち着く香りが広がります。優しく、ゆっくりと燃えていきます。自然の草を焼いているという感じなのですが、ゆっくり息が出来る感覚があります。派手さはないですが、それが良い。眠れない夜やリラックスしたい時などに焚いています。
ゆったり過ごしたい時のお供に、もしご興味があれば焚いてみてくださいね。それではまた!
メディカルハーブ検定直前の見直し④【ハーブごとの成分まとめ】
こんにちは!ハーブの資格を取るために勉強中のはるとかわです。今回は、メディカルハーブ検定の模擬試験を繰り返す中で、どうしても詰まってしまった部分、ハーブの諸成分についてまとめていきます!なんとか覚えたい!それではいきましょう!!!
- 【ウスベニアオイ】
- 【ハイビスカス】
- 【リンデン】
- 【ネトル】
- 【セントジョンズワート】
- 【エキナセア】
- 【ジャーマンカモミール】
- 【ダンデライオン】
- 【マルベリー】
- 【ペパーミント】
- 【パッションフラワー】
- 【ラズベリーリーフ】
- 【ローズヒップ】
- 【マテ】
- 【エルダーフラワー】
- さいごに
【ウスベニアオイ】
覚えるのは3つだけ。粘液質(多糖類)、アントシアニン、タンニン。
▷粘液質:ウスベニアオイのお茶を淹れてみると、なんとなくとろっとしているのです。
▷アントシアニン:花の色が青紫色なので、納得。
▷タンニン:ちょっと渋みがあるということを忘れない!
【ハイビスカス】
植物酸、粘液質、アントシアニン(ヒビスシン)、ペクチン、K、Fe
▷植物酸(クエン酸、リンゴ酸、ハイビスカス酸):イメージが付く。酸っぱくて爽快なイメージ。
▷粘液質(多糖類):実は入ってる。
▷ヒビスシン:Hibiscusの最初をそのまま読むと「ヒビス」になるのでイメージが付く。これはアントシアニンの一種であり、お茶の色がワインレッドなので納得。
▷ペクチン:ハイビスカスとローズヒップにはペクチンが入っている。
▷ミネラル:カリウムと鉄。
【リンデン】
フラボノイド配糖体、アラビノガラクタン(粘液質)、タンニン、カフェ酸、クロロゲン酸、精油(ファルネソール)
▷フラボノイド配糖体:ルチン、ヒペロシド、ティリロシド。ティリロシドはリンデンの学名Tilia europaeaの最初「ティリア」を覚えているとイメージが付く。
▷アラビノガラクタン:これはリンデンだと覚えておこう。粘液質です。とろっとしているからこそ、寝る前に飲むと安眠に繋がるのかもしれない。
▷タンニン:リンデンにも入っている。ちょっと渋めなのだろう。
▷カフェ酸:覚えるしかない。
▷クロロゲン酸:こちらも覚えよう。
▷ファルネソール:この名前は憶えておきたい。Farnesol、フランス語で発音すると結構言いやすい。
【ネトル】
フラボノイド、フラボノイド配糖体、クロロフィル、フィトステロール、β-カロテン、葉酸、ビタミンC、Si、Ca、K、Fe
▷フラボノイド:クエルセチンが入っている。
▷フラボノイド配糖体:ルチンがメイン。
▷クロロフィル:葉緑素のこと。ほうれん草とかパセリにも含まれている。ネトルの使用部位は葉部だし、葉っぱなんだな!と私は理解する。
▷葉酸:ネトルと言えば葉酸。鉄も入っているし貧血によさそう。
▷ミネラル:ケイ素、カルシウム、カリウム、鉄。
【セントジョンズワート】
ヒペリシン、フラボノイド配糖体、ハイパーフォリン、タンニン、精油
▷ヒペリシン:セロトニンなどの量を調整して、気分の落ち込みを和らげてくれる成分。だからこそセントジョンズワートは季節性感情障害やうつの症状にも用いられる。因みにヒペリシンは赤い。セントジョンズワートの葉ってちょっと赤かったですよね。
▷フラボノイド配糖体:ルチンとヒペロシド。
▷ハイパーフォリン:こちらもヒペリシンと同様に、憂鬱を和らげてくれる成分。こういった成分が入っていることからも、他の医薬品と同時に服用したらいけないんだろうな…という想像がつく。
▷タンニン:こちらにも入っている。
▷精油:一応エッセンシャルオイルもあることにはあるらしい。
【エキナセア】
エキナセアの成分は4つ覚える。エキナコシド、シナリン、多糖類、イソブチルアミド
▷エキナコシド:エキナセアと名前が似ているので覚えやすい。
▷シナリン:アーティチョークにも入っている成分で、ポリフェノールの一種。健康に良さそう…。
▷多糖類:入ってます。
▷イソブチルアミド:ちょっと謎めいた成分。
【ジャーマンカモミール】
精油、マトリシン、フラボノイド
▷精油:カマズレンが含まれているから、ジャーマンカモミールのエッセンシャルオイルは青い色をしている。α-ビサボロールも精油の一つ。
▷マトリシン:ジャーマンカモミールの学名Matricariaを思い出せば、同じマトリックス系だなとイメージできる。※マトリックスはラテン語で「子宮」。
▷フラボノイド:アピゲニンとルテオリン。
【ダンデライオン】
多糖類(イヌリン)、タラキサステロール、苦味質、カフェ酸、K、Ca
▷イヌリン:多糖類の一種。水溶性食物繊維で、お腹の調子を整えてくれる。
▷タラキサステロール:ダンデライオンの学名Taraxacum officinaleを思い出せば、「タラキサ」感がイメージできる。
▷タラキサシン:苦味質。こちらも学名を思い出そう。
▷カフェ酸:入っているそうです。
▷ミネラル:カリウムとカルシウム。
【マルベリー】
デオキシノジリマイシン(DNJ)、γ-アミノ酪酸、クロロフィル、フィトステロール、Fe、Ca、Zn
▷デオキシノジリマイシン:α-グルコシダーゼの働きを阻害して血糖値の上昇を抑えてくれる。
▷γ-アミノ酪酸:いわゆるGABA。リラックス効果がある。
▷クロロフィル:使用部位は葉なので、葉緑素がメインという事ですね。
▷フィトステロール:コレステロールの吸収を抑える成分の総称。マーガリンや乳製品にも含まれているらしく、ざっと調べたところ賛否両論。(まあハーブのように出来るだけ自然なものなら、摂りすぎない限り大丈夫なのでは…と思いますが。)
▷ミネラル:鉄、カルシウム、亜鉛が入っている。特に亜鉛。亜鉛といえばマルベリー。
【ペパーミント】
精油、フラボノイド、ロスマリン酸(タンニン)、カフェ酸、クロロゲン酸
▷精油:l-メントール、メントン、メントフラン。ペパーミントの学名Mentha piperitaを思い起こせば、メント感がちょっとわかる。
▷フラボノイド:ペパーミントにも含まれています。アピゲニンやルテオリン。ジャーマンカモミールと同じフラボノイド。
▷ロスマリン酸:タンニンの一種。これも覚えておきたい。
▷カフェ酸:入ってるんですね。
▷クロロゲン酸:こちらも入っている。
【パッションフラワー】
フラボノイド、フラボノイド配糖体、アルカロイド(ハルマン、ハルモール)
▷アピゲニン:フラボノイドの一つ。
▷ビテキシン:フラボノイド配糖体の一つ。
▷アルカロイド:ハルマンとハルモール。これらが中枢神経の鎮静に一役買っているという。
【ラズベリーリーフ】
フラボノイド配糖体(フラガリン)、タンニン(没食子酸、エラグ酸)、VC
▷フラガリン:子宮筋の収縮を調整してくれる成分。フラボノイド配糖体です。
▷タンニン:没食子酸(もっしょくしさん)とエラグ酸ときたらラズベリーリーフ。
▷ビタミンC:入ってます。
【ローズヒップ】
VC、ペクチン、植物酸、カロテノイド色素、フラボノイド
▷ビタミンC:ビタミンCの爆弾ですからね。
▷植物酸:こちらもハイビスカスにも含まれていた。
▷カロテノイド:リコペンやβ-カロテンが、あの偽果の赤い色を作っている。
▷フラボノイド:ビタミンCの働きを補強している点に注目。
【マテ】
アルカロイド(カフェイン、テオフィリン、テオブロミン)、カフェ酸、クロロゲン酸、フラボノイド、VC、VB2、VB6、Fe、Ca、K
▷アルカロイド:興奮系のアルカロイド。カフェイン・テオフィリン・テオブロミンが入っている。カフェインは憶えやすい。テオ兄弟(?)もマテだと覚えておこう。
▷カフェ酸:マテにも入っている。
▷クロロゲン酸:こちらにも入っている。
▷フラボノイド:入っている。マテには利尿作用あるしね。
▷ビタミン:ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6などが入っている。
▷ミネラル:鉄、カルシウム、カリウムが入っている。飲むサラダと言われるゆえん。
【エルダーフラワー】
フラボノイド配糖体、クロロゲン酸、粘液質、K、精油
▷フラボノイド配糖体:ルチンやクエルシトリンが入っている。発汗作用や利尿作用に関係していると考えられている。
▷クロロゲン酸:こちらは発汗作用に関係すると考えられている。
▷粘液質:風邪を引いた時に飲みたいエルダーフラワー。とろりとした優しさがあるんですね。
▷カリウム:フラボノイド配糖体と相まっての利尿作用。
▷精油:貴重なものだけれどエッセンシャルオイルもあるみたい。
さいごに
こう見ていくと、同じ成分が何度も出てきたり、一方で一つのハーブにしか含まれていない成分があったり、様々です。成分の名前はハーブの学名と似ているものもあるので、そういったものは比較的覚えやすいかと思います。また成分の作用とハーブの効果をリンクさせて考えていくと、より実用的で良いですね。
勉強のお供の本は、主にこれです。個人的に色々と調べて付け足しています。
それではまた!
メディカルハーブ検定直前の見直し③
こんにちは!ハーブについて勉強中のはるとかわです。 今日はメディカルハーブ検定の模擬試験第三弾を解いてみました。かかった時間は20分、得点は60点中49点…!しかもこの一点のミスはしょうもないケアレス(泣)。本番では気を付けたいものです。それでは、間違ったところや補足知識についてまとめていきます!
- 間違ったところ
- 補足知識
- さいごに
間違ったところ
・フラボノイドを含まないハーブは、ウスベニアオイ、ハイビスカス、エキナセア、ダンデライオン、マルベリー。
・亜鉛はマルベリーに含まれる!
・苦味があるのは、苦味質とアルカロイド。確かにコーヒーってちょっと苦い。
メディカルハーブ検定直前の見直し②
こんにちは!メディカルハーブ検定にむけて勉強中のはるとかわです。3月7日の試験に向けて準備をしております…。今回は、手持ちのテクストに付いている練習問題第二弾を解きました。結果は60点満点中50点!前回と一緒~!!!さて、見直していくとしますか…!!!
- 間違えたところ
- 補足知識
- さいごに
間違えたところ
・ハルマンはアルカロイドで、パッションフラワーに含まれる成分。
・パッションフラワーに含まれるフラボノイド配糖体はビテキシン。
・マテにはテオフィリン、カフェイン、テオブロミンというアルカロイドが含まれる。
・エキナセアにはシナリンが含まれる。エキナコシドも。
・マトリシンはジャーマンカモミールに含まれる。
・生体防御機能調整作用は、免疫賦活・ホルモン分泌調節・神経の鎮静。
続きを読むメディカルハーブ検定直前の見直し①
皆さんこんにちは!ハーブについて勉強中の、はるとかわです。
今度の日曜日3月7日に、とうとうメディカルハーブ検定の試験日がやってきます…!それに向けて、私の使っている対策問題集に付属の問題集、第一弾を解いてみました。設定時間は70分との事ですが、15分ほどで完成。結果、60点満点中50点。目標正答数ぴったりです…。という事で、今回は問題集で間違った所をメインに、検定内容の復習をしていこうと思います。お供はたんぽぽコーヒーです^^
- 間違ったところ
- 苦手だと思ったところ
- ①ハーブの使用部位と成分
- ②エタノールの分類(濃度による)
- さいごに
間違ったところ
・ハーブと主要成分の組み合わせ
⇒ペクチンはハイビスカスやローズヒップに含まれている複合多糖類。
②ダンデライオンにはタラキサステロールが含まれている…
⇒チコリやアーティチョークにも含まれている、胃腸を元気にする成分。
③ヒビスシンはハイビスカスに含まれている。
④タンニンはラズベリーリーフ、ウスベニアオイ、ペパーミント、セントジョンズワート、リンデンにも含まれている。
・ダンデライオンの解毒作用は、消化器官によるものではなくて、肝臓への作用。
・無水エタノールの濃度は99.5%。
・チンキは水溶性と脂溶性の両方の成分を抽出できる。
・浸出油は3か月もつ。
・口臭予防にはペパーミントやラズベリーリーフ。
・セイヨウニワトコ=エルダーフラワーの使用部位は花。
・軟膏を作る際、浸出油:ミツロウ=5:1。
続きを読むnahrinのハーブオイル33+7
私は今本を読んでいます。第二次世界大戦の独ソ戦についての重苦しい本です。なかなかにページを捲る手が進まない。文字をなぞる目が乾いていく。それでも、なんとかこの本に向き合いたいと思っています。この本についてもそのうちお話出来ればと。
さて、今回メモしておくのは、こんな重苦しい気分の時に活躍してくれるかな?と思って取り寄せていたこちら、nahrinのハーブオイル33+7です。
こちらは10mlのロールオンタイプ。他にも15mlや50mlの大きなサイズもあるみたいです。
スイスにあるザンクトガレン修道院にある、中世から伝わっているハーブのレシピを基にして作られたハーブオイルとのこと。…レトロなもの愛好者としてはたまりません。もう「中世」と言われるだけで心にこみ上げる情熱があります。ハーブって、こうした伝統的な知識の積み重ねがある点も魅力ですよね!
因みにちょっと調べてみると、このザンクトガレン修道院には1767年に建てられた図書館があって、中世の貴重な書物がたんまり眠っているそうです。知識の宝庫。伝統の厚みを感じられる場所なんだなあ、一度行ってみたいものです。
肝心のオイルですが、少量塗っただけでもいい香りです。ユーカリや柑橘系、ミント系のすっきりとした香りをメインとしつつ、その奥には複雑に絡み合った精油たちの濃厚さが感じられます。良い!友人の誕生日にプレゼントしてみようかな…。
他にも色々と製品があるみたいなので、興味がある方は是非チラ見してみてくださいね。
元気で健康で過ごしましょう!それではまた!