はるとかわ 世界の一隅日記

ハーブと、語学と、日々雑感。最近は香りが気になる今日この頃。

留学中病院に行かずに辛い腹痛と関節痛を治した方法


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ご覧いただきありがとうございます。もっぱらハーブとかアロマについて勉強している、はるとかわです。

今回は、「どうしてハーブとかアロマを勉強しているのか」という理由に深く関わる思い出話をしようと思います。一言で言ってしまうと、ハーブのおかげで体調が良くなった経験があるからです。留学中、もしくは留学を考えていらっしゃる方や、昨今の情勢的になかなか病院に行きづらい方など、自力で出来るセルフケアに興味関心のある方にとって、少しでもお役に立てたら幸いです。※お腹が痛い話が出てくるので、お食事中の閲覧はお控えくださった方が良いかと思います。※あくまでも、はるとかわ個人の外国での体験談ですので、あしからず!

因みに、私のエッセンシャルオイルとの出会いについては下記の記事をご覧ください。

haruto-kawa.hatenablog.com

それではいきましょう!

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パリのねこちゃん

①パリでお腹が…痛い!!

パリに留学していた時のお話です。パリでは、日本よりも乾燥していた所為か、常に「声が出ない」「咳が止まらない」「鼻水がひどい」などの症状に悩まされていました。一度病院に行った際には、3時間以上待合室で待たされ(意識も朦朧としていたので、一瞬のようでした!)、その時にもらった強力な薬をチビチビと飲み続け、その後の喉や鼻の不調に対処していました。

9月から留学し、10月には体調を崩して病院に行き、その後何度か風邪を繰り返しながらもなんとか踏みとどまり、12月のクリスマスには少し洒落た料理を作り、そして迎えた年明けの1月のことです。下痢が止まらなくなりました。あの時ほどトイレが頼もしく思えた事はなかったです。すぐそばにトイレがある安心感。共同トイレじゃなくて、自分専用の厠がある学生寮で良かった…。そうやって自分の心を慰めている間に、今度は身体のあらゆる節々に鋭い痛みが走り出しました。身体を動かすと、丁寧な事に、その度に痛みが電流のように駆け抜けました。お笑い芸人さんが電気に当てられてビリビリしている、あんな感じの状態です。気が付けば、ベッドに横になった状態で、ほとんど身体が動かせなくなっていました。ただ、そんな身体でも下っている状態は相変わらずだったので、痛い身体を旧式ロボットのようにぎこちなく動かして、トイレとベッドを往復していました。

これは、やばい。でも、こんな状態だったら病院にすら行けない。っていうか、もう行きたくない。(三時間待つのははやっぱり堪えました…。)

当時はもう、頭も上手く働いておらず、留学前に大学に強制加入させられた保険の事をすっかり失念していたのです。それで、「なんとか身の回りにあるもので対処出来ないか」と考え始めました。

 

 

②腹痛にはコーラ?

そこで「フランス」「腹痛」で検索してみました。すると、

『コーラが効く』

と出てくるのです。コーラが???あの黒い甘い炭酸が効くのか???それまでコーラは殆ど口にしたことがありませんでした。が。…幸いスーパーは学生寮を出て徒歩3分の所にあります。藁にもすがる思いで、痛むことにも慣れてきた身体を引きずりながらMonoprix(モノプリ)へと向かいました。そこでコーラの500mlのペットボトルを一つ掴んで、セルフレジを通って、店の外で飲みました。飲みながら寮に帰り、ゆっくりコーラを飲み続けました。すると、コーラを口にしてから、下っていた流れが急に止まりました。「コーラって本当に効くんだ!!!」と感動しました。正直、飲むまで「はったりだろう」って思ってました。しばらく「プラシーボかな?」とかも思ってました。それでも、明らかにコーラを飲んでから、トイレに行く必要が無くなったのです。これは明らかな体調の変化でした。

ただ、関節痛と腹痛はは相変わらずでした。下痢が止まってトイレに行かなくて良くなった分、今度はベッドの上で一つも身動き出来ない状態になりました。なんとなく身体が熱っぽく、関節の節々は足のつま先から頭のてっぺんまでキリキリ痛み、それとは別に頭痛もしていました。思い返してみると、なんだか大変でしたねえ。コーラをチビチビ飲みながら、この腹痛と関節痛をどうしようかと、指先だけを動かしてスマホで対処法を検索し続けたのです。

 

ローリエという救世主

すると、とある日本人の方が、イタリアでお腹が痛くなった際、現地の方にローリエのお茶をごちそうになり、無事に元気になった、という記事が出てきました。(今回その記事を一生懸命探したのですが、見つかりませんでした…見つかったらお礼申し上げたいです。)その方の症状も、当時の私とおそろいの腹痛に頭痛だったので、「コーラの次は、ローリエ…かあ」と思ったわけです。そして、冷蔵庫に丁度ローリエが入っていることを思い出したのです。

当時料理に然程興味の無かった私が、唯一「ちょっとおしゃれなものを作ってみよう」と思ったのが、クリスマスの事でした。友人は皆「日本から家族が来るから…」「実家(フランスやヨーロッパ)に帰るから…」などと出払っていたので、一人で、せめてちょっと豪勢な料理でも作ろうかと思ったのでした。確か牛肉の赤ワイン煮込み…のような料理を作ったんだっけ。あれから一か月。ほとんど使わず、大量に残されたローリエが入った袋が、冷蔵庫にずっと入れっぱなしになっていたのです。

わざわざスーパーに行く必要もない。折角ブツはあるのだから、物は試しだと思って、ローレルを数枚鍋に入れて煮だしました。部屋に、ローレルの香りがスーッ…と広がるのが心地よかったのを覚えています。ある程度煮だしたところで、コップに移してふうふうしながら飲みました。味は、意外に美味しく、飲みやすかったです。

少しずつローレルのお茶を飲み進めながら、コップ半分くらいにまで差し掛かった時に、コップを持ちやすくなる感覚がありました。コップを持つ時の手の痛みが薄れてきたのです。全部飲み切った後では、頭痛が少し良くなったという感覚がありました。その後疲れ切って寝たと思うのですが、起きてみると、大分関節痛が和らいでいました。ベッドから起き上がるのもやっとだった状態から、起き上がるのが随分と楽な状態に変わっていたのです。

ローレルのお茶を飲んだのがきっかけで、頭痛と身体の節々の痛みが良くなって、動けるようになりました。それからはもう、スーパーに出かけてコーラとローレルを補充しつつ、動ける身体で生姜とお肉を買いこんではちみつで生姜焼きを作ってましたね…。あと桃のコンポートを発見して、ひたすら食べてましたね…。こんな感じで回復への道を辿りました。

 

④まとめ

このように、フランスで学生をしていた時に、コーラで下痢を止め、ローレルのお茶で頭痛や関節痛を緩和していたのでした。大変な経験ではありましたが、この経験があったからこそ、「ローリエって、すごい」と、ハーブの持つ力に注目するきっかけを与えられたんですよね。お洒落な料理も作ってみるものですね。

ローリエの事がきっかけで、色んなハーブに興味を持つようになりました。フランスは料理にハーブを沢山使用するからか、スーパーのハーブコーナーも充実していて、見ていて楽しかったです。また、Tisaneというハーブ文化があり、「風邪を引いたときにはハーブティーを飲んで寝る!」といったスパルタ的な自然療法も浸透しています。なので、お茶のコーナーに行くと色んな種類のハーブティーが売られていて、とてもホクホクしました。日本に帰ってくるときには、そういったハーブティーの箱を沢山買い込んだ記憶があります。(そして、今度留学に行くんだ、という人たちには「ハーブティー買って来て!」とパシらせてましたね、はは…。)

あの時の経験があったからこそ、ハーブって素敵だな!と思えました。それからハーブの楽しさにどっぷり漬かれる環境に恵まれていたのもあったと思います。そして今、改めてまた、ちゃんと勉強してみようかな、と思っているわけです。

 

⑤最後に伝えたいこと

1.留学中の保険はちゃんと使いましょう!!!絶対その方がお得!!!

2.その時は辛くても、もがいているうちに活路が開けてくるし、それが意外な形で今に繋がってくるのが人生の楽しみだと思います。

3.辛かったらちゃんと病院に行きましょう!!!

4.もし病院に行けなかったり、行きづらかったりする際には、あくまで応急処置としてですが、コーラやローレルのお茶をお試しあれ。

 

はい、以上になります。お読みいただきありがとうございます。

健康が何より一番ですね。皆さまもお元気でお過ごしくださいね。

それではまた!