【メディカルハーブ検定に出てくるハーブ⑭】マテ
皆さんこんにちは!ハーブについて勉強中のはるとかわです。今回はマテを取り上げます。マテ茶です。実は私はまだ飲んだことがなく…いつかチャレンジしてみたいお茶です。お勧めがあったら教えてください!それではいってみましょう!
【マテの名称】
(学名)Ilex paraguayensis:Ilexはラテン語のilex(セイヨウヒイラギ)。paraguayensisは「パラグアイ産の」の意味。
(英語)Maté tea
(フランス語)Le maté
(ドイツ語)Der Mate-Tee
(中国語)瑪黛茶 ma3 dai4 cha1
【マテの特徴】
モチノキ科で葉部を用いる。
ペルーの先史時代の遺跡からも出土しているくらい、古くから使われているハーブ。16世紀に南米に渡った宣教師たちが、パラグアイを中心にマテの計画的な人工栽培をはじめた。今ではパラグアイ、ブラジル、アルゼンチンでの生育が盛ん。
世界三大ティーのうちの一つ。(残りは東洋の「茶」と「コーヒー」)
鉄分、カルシウムなどのミネラル類や、ビタミン類も豊富に含むことから「飲むサラダ」と言われている。因みに乾燥した葉部のグリーンマテと、それを焙煎したブラックマテ(ローストマテとも呼ばれる)がある。ミルクティーでも美味しい。
【マテの効果・効能】
カフェインを含むハーブ。脳の働きを活性化する興奮作用がある。
またカリウムを含むので、利尿作用がある。
ドイツのコミッションEによると、精神的・肉体的疲労への適用が認められている。
《安全性について》
カフェインを含むことから、気管支拡張薬やアドレナリン薬など、CNS刺激薬との併用には十分な注意が必要。
【マテの小話】
カフェインが気になる時には水出しがオススメ。水出しでも十分に栄養価が溶け込むし、一方でカフェインは高温でないと溶けださないから。
グリーンマテは苦味や香りが強く、栄養も満点。一方でブラックマテは、焙煎時にビタミンが壊れてしまうものの、クセが無くて飲みやすい。
…こんな感じです。野菜よりも肉や魚を噛みしめていたいアナタにお勧めの、お手軽サラダです!
勉強のお供の本は、主にこれです。個人的に色々と調べて付け足しています。
それではまた!