殆ど何でも手に入るようになった社会だと、中だるみしてしまう気がどこかでする。

中性脂肪があるなら、酸性脂肪もあるのか？………なんて、どうでもいいことを考えてしまうくらい特に思い入れの無い言葉、「中性脂肪」。結構痩せてる身内が検査で好記録をたたき出したので、これを機に少し調べてみようと思いました。ざっくりメモです。

それにしても、食事制限を視野に入れねばならない人間生活とは、なんとも贅沢なものです。世の中には美味しいものが溢れているし、それにアクセスできる環境が比較的十分に整っている地域に居るというのも、恵まれているものです。安くて美味しいものも結構ありますよね。ネット通販があれば、異国の食べ物もお取り寄せが出来ちゃう。なんだか、部屋から一歩も動かずに何でも手に入れられてしまうのです。売り手の側でも、土地の固有性にしがみついていたら逆に生きていけない。だから消費者の側には何でも揃います。なんだって、それなりのお金を差し出せば手に入る。全てが交換可能になったような錯覚を得てしまいそうです。…でもそれって、なんかだるくなりませんかね。ちょっとした障害を乗り越えてこそ手に入れるのが楽しくなるというものです。旅行だってそうじゃないですか。異国の田舎でバスが全然来ない時のあのスリル。それはちょっと違うか、まあいいや。

何でもあるような気分に倦みそうになる時こそ、自分独自の何らかの軸が欲しくなりますね。

中性脂肪ってなんぞや

調べてみると、血中に溶け込んでいる脂肪のことみたいです。それがゆくゆくは皮下脂肪になったり、内臓脂肪になったりなど、形成されるポテンシャルを秘めた脂肪、というわけです。勿論オイルなので、血中で増えれば増えるほどオイリーなテクスチャーになっていきます。人体における大切なエネルギー源の一つであり、大事です。ですが増えすぎると厄介です。

中性脂肪を増やすには

アルコールや喫煙、食べ過ぎ、運動不足が、中性脂肪の増加の主な原因だそうです。こればかりは別に増えても得にはならないので、控えたいところですね。生活習慣病の原因になるので。

また食生活の面で言うと、肉の脂身やバターといった「ザ★オイル」は言わずもがなですが、麺類やお菓子などの糖質も、中性脂肪を培うそうです。とにかくお酒と脂質と糖分の三点が肝となります。

中性脂肪を減らすには

食生活の点だと、食物繊維・魚介類・植物性蛋白質、この三点を意識すると良いそうです。特に青魚に含まれるDHA、EPAは良質な油で、油は油でも是非こちらの油を摂った方が体には良いそう。個人的にはお寿司が大好きなので毎日お寿司でもいいんだけれどな。とは言えど、一番良いのはバランスの取れた食事ですね。肉も魚も、炭水化物もたんぱく質も、適量を楽しむのが一番です。あとは玄米も良いそうです。

個人的なまとめ

私個人は、一年ほど前から白砂糖の摂取を控えています。それで特に調子が良くなった…ということもないのですが、一応続けています。自覚は無くても、続ける方が体を大切に出来るのかな、など思いつつ。

スーパーに行くと、美味しそうなパッケージに入った美味しいそうなお菓子が美味しいそうに手招きしているものです。ですが、そういうのって、広告もそうですが、基本的に「買わせる」ためのものだよな、とふと思ったんです。「ついつい」買ってしまうように、仕向けてるんじゃないかと。私は天邪鬼な人間なので、そういった誘い文句にのるのが癪に障るのです。まったく難儀な性格です。なので、敢えて流されてたまるか！と思って、お菓子コーナーは気合を入れてスルーしています。

殆ど何でも手に入るようになった社会だと、中だるみしてしまう気がどこかでする。ので、敢えて何らかの制約を課すことで、背筋をピンと伸ばしてみたい。そう思って、私はお菓子コーナーを素通りします。皆さんは、何に制限を課す代わりに自由に羽ばたいていますか？

ま、ほどほどが一番ですけれどね。この前白い恋人サンドアイス食べちゃったけど。

それではまた！