メディカルハーブ検定直前の見直し①
皆さんこんにちは!ハーブについて勉強中の、はるとかわです。
今度の日曜日3月7日に、とうとうメディカルハーブ検定の試験日がやってきます…!それに向けて、私の使っている対策問題集に付属の問題集、第一弾を解いてみました。設定時間は70分との事ですが、15分ほどで完成。結果、60点満点中50点。目標正答数ぴったりです…。という事で、今回は問題集で間違った所をメインに、検定内容の復習をしていこうと思います。お供はたんぽぽコーヒーです^^
間違ったところ
・ハーブと主要成分の組み合わせ
⇒ペクチンはハイビスカスやローズヒップに含まれている複合多糖類。
②ダンデライオンにはタラキサステロールが含まれている…
⇒チコリやアーティチョークにも含まれている、胃腸を元気にする成分。
③ヒビスシンはハイビスカスに含まれている。
④タンニンはラズベリーリーフ、ウスベニアオイ、ペパーミント、セントジョンズワート、リンデンにも含まれている。
・ダンデライオンの解毒作用は、消化器官によるものではなくて、肝臓への作用。
・無水エタノールの濃度は99.5%。
・チンキは水溶性と脂溶性の両方の成分を抽出できる。
・浸出油は3か月もつ。
・口臭予防にはペパーミントやラズベリーリーフ。
・セイヨウニワトコ=エルダーフラワーの使用部位は花。
・軟膏を作る際、浸出油:ミツロウ=5:1。
苦手だと思ったところ
①ハーブの使用部位と成分
▷ウスベニアオイ(花部):タンニン、粘液質(多糖類)、アントシアニン。
▷ハイビスカス(萼部):ペクチンや粘液質(多糖類)、ヒビスシン(アントシアニン色素の一つ)、クエン酸やリンゴ酸(植物酸)、カリウムや鉄(ミネラル)。
▷リンデン(花部・葉部):ルチンやヒペロシドやティリロシド(フラボノイド配糖体)、フェノール酸、粘液質、タンニン、クロロゲン酸、ファルネソール(精油)。
▷ネトル(葉部):クエルセチン(フラボノイド)、ルチン(フラボノイド配糖体)、β-シトステロール(フィトステロール)、クロロフィル(色素)、β-カロテン(カロテノイド)、ビタミン、ミネラル。
▷セントジョンズワート(開花時の地上部):ハーパーフォリン、ヒペリシン(色素)、ヒペロシドやルチン(フラボノイド配糖体)、タンニン、精油。
▷エキナセア(根部、地上部):多糖類、エキナコシド、シナリン、イソブチルアミド。
▷ジャーマンカモミール(花部):アピゲニンやルテオリン(フラボノイド)、カマズレンやα-ビサボロール(精油)、マトリシン。
▷ダンデライオン(根部):カフェ酸(フェノール酸)、イヌリン(多糖類)、タラキサシン(苦味質)、ミネラル、タラキサステロール。
▷マルベリー(葉部):シトステロール(フィトステロール)、クロロフィル(色素)、ミネラル、DNJ、γ-アミノ酪酸ことGABA。
▷ペパーミント(葉部):アピゲニンやルテオリン(フラボノイド)、カフェ酸やクロロゲン酸(フェノール酸)、ロスマリン酸(タンニン)、l-メントール(精油)。
▷パッションフラワー(地上部の全草):アピゲニン(フラボノイド)、ビテキシン(フラボノイド配糖体)、ハルマンやハルモール(アルカロイド)。
▷ラズベリーリーフ(葉部):フラガリン(フラボノイド配糖体)、没食子酸やエラグ酸(タンニン)、ビタミンC。
▷ローズヒップ(偽果):フラボノイド、ペクチン(多糖類)、植物酸、リコペンやβ-カロテン(カロテノイド)、ビタミンC。
▷マテ(葉部):フラボノイド、カフェ酸やクロロゲン酸(フェノール酸)、カフェイン(アルカロイド)、ビタミン、ミネラル。
▷エルダーフラワー(花部):ルチンやクエルシトリン(フラボノイド配糖体)、クロロゲン酸(フェノール酸)、粘液質(多糖類)、精油、カリウム。
②エタノールの分類(濃度による)
・消毒用エタノール:76.8~81.2%
・エタノール:95~95.5%
・無水エタノール:99.5%
∴無水エタノールが一番濃度が濃い。消毒用は70%~80%台の推移。エタノールは95%くらいと覚えておけば良いかな。
※個人的には、この間の数字の濃度の場合にはどうなるんだ…など思う。他の成分との兼ね合いなのだろうか?
さいごに
改めて復習してみると、覚えていない事がたっぷりありました…!まあ、成分の名前だけ暗記しても意味が無いので、ハーブの効能をイメージしながら理解出来たらいいですね。次回は、問題集第二弾を解いてみる予定です!
勉強のお供の本は、主にこれです。個人的に色々と調べて付け足しています。
それではまた!