はるとかわ 世界の一隅日記

ハーブと、語学と、日々雑感。最近は香りが気になる今日この頃。

【メデイカルハーブ検定に出てくるハーブ⑨】マルベリー


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ご覧いただきありがとうございます。今回はメディカルハーブ検定にも出てくるハーブ、マルベリーについて勉強していきます。「ベリー」と聞くと、ついついベリーの果実をイメージしてしまう私ですが、ハーブで使うのは葉の部分です。和名ではクワ。桑の葉です。それでは見ていきましょう。

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photo of mulberry by pixabay

 【マルベリーの名称】

(学名)Morus alba:Morusはケルト語で黒を意味する言葉が由来らしい。albaはラテン語で白を意味するalbusから。…黒でもあり白でもある…パンダかな?(桑の実は、最初白く、その後赤くなっていき、最後には黒い色になるそうです。)

(英語)Mulberry tree

(フランス語)Le mûrier(桑の木)、 La mûre(桑の実)

(ドイツ語)Der Maulbeerbaum(桑の木)、Die Maulbeere(桑の実)

(中国語)桑树sang1 shu4(树=樹)、 桑葚sang1 shen4(桑の実)

和名はクワ。日本には、5世紀ごろに朝鮮半島経由で、蚕と一緒に伝えられたそう。本格的に栽培されるのは江戸末期。

 【マルベリーの特徴】

 

生命力に富んでいて、年に多くて6回も果実を収穫できる。

中国の『本草書』では「不老長寿の妙薬」とされている。

クロロフィル、鉄分、カルシウム、亜鉛などのミネラルが豊富。

美白効果もあるらしい。

日本でも昔から「桑茶」として飲まれている。 

 

【マルベリーの効果・効能】

食後の血糖値の上昇を抑える。←デオキシノジリマイシン(DNJ)が二糖類の分解酵素であるα-グルコシダーゼの働きを阻害するため。高血圧・肥満などの生活習慣病の予防に役立つ。 食前に飲むのが良い。

腸内環境の正常化・便秘解消にも良い。

 

【マルベリーの小話】

 雷避けの「くわばら、くわばら」というおまじない。これには、雷は桑畑には落ちないという言い伝えがあるそうです。各地で雷を沢山落とした菅原道真公が、自分の領地であった桑原にだけは雷を落とさなかった、とも言われています。

 

…こんな感じです。血糖値を抑えながら栄養補給もできる、パンダみたいな名前のハーブでした!

 勉強のお供の本は、主にこれです。個人的に色々と調べて付け足しています。

www.amazon.co.jp

 それではまた!