Prestige de Menton, une perfumerie de la ville de citrons.
レモンで有名な町マントン(Menton)にある、香水屋さんの話です。
先日お香の話をしたのですが、冒頭部分で、南仏旅行の時に香水屋さんで生き返ったと書きました。改めて調べてみたら、そのお店のHPを見つけて懐かしくなったので、メモしておこうと思います。
※先日の記事はこちら↓
マントン(Menton)とは
フランス南西部にある小さな街です。イタリアとの国境に面しており、イタリア語だとMentoneになります。
毎年2月中旬から3月初めにかけて行われる、レモン祭りが有名です。留学中の友人が「レモン祭り!」と連呼していたので記憶によく焼き付いています。私が訪れた時期は丁度オフシーズンだったのですが、お土産屋さんなどを覗くと、レモンをモチーフにしたものが沢山ありました。マントンへはニースから、モナコ公国経由のバスが出ています。
EAU DE MENTON
メインストリートを歩いていると、「オー・ドゥ・マントン」と書かれたお店に出会います。
天幕の上にちょこんと載っている、レモン型の小さな看板が可愛いですね…。1947年からやっているお店のようです。手前のカラフルなかごには確か、小さなレモン型の石鹸が入っていました。レモン型なのに青…?という斬新なものもあったような。奥の壁沿いの棚には色んな香水が並んでいます。
私がここで手に入れた香水は、こちら。桃の香水です。
中身はこんな感じ。
プッシュした直後は結構アルコール臭いのですが、それも一瞬で、ほんのり柔らかく香る程度の残り香が持続します。当時から桃に凝っていたもので、レモンには目もくれず、こちらを頂きました。購入する際、お店の人から
—Vous connaissez, que cette ville est conue notamment par les citrons...(あの、この町はレモンで有名なんですけど、知ってます…?)
と訊かれたのをよく覚えています。適当に"Ouais ouais, mais j'aime beaucoup la pêche, je la préfère(ああそうですね、でも桃の方が気分だったんで)"とか返したような。レモン推しのお店の人なんだな、って思いました。
HPがあるので、下にリンクを貼っておきます。海外のサイトだし動作は重めなのですが、改めてみると懐かしい!地元の香水屋さんという感じで、気取りが無くて、なんか良い。
いつかまた行ってみたい
旅行中に、こうして地元の香水屋さんとか、地元でひっそり続いているお店に出会えるのは楽しみの一つですね。行った日が定休日じゃなくて良かったなあと感謝しつつ。またいつか自由に旅行できる日に向けて、準備していこうと思いました。
それではまた!